この読書ノートでは、表記の本を読みながら、「食品の成分とその効果の関係」について、
考察しています。
P3~p4の本文中には、
食品新素材として、(1)糖アルコール類、(2)オリゴ糖類、(3)食品繊維・多糖類、(4)その他が解説されており、
(4)その他の中では、タンパク質・ポリペプチド類、ポリフェノール類が解説されています。
一方、p3の表1には、
本文に出てこないものとして、
脂質類(EPA、サラトリム、DHA、リノール酸、γリノレン酸、レシチン)、有用菌類(乳酸菌、ビフィズス菌)、その他(アスパルテーム、果糖、ギムネマ、CCM、ステビア甘味料、ソルボース、タウリン、ビタミン類、ミネラル類)
が掲げられています。
まあ、一応、これが、食品新素材としてリストアップされているものだと思います。
ここに掲げられている新素材の名前は、店頭やCM等で馴染みがあるものも
多いのですが、
ここで、機能性と言う概念が、1986年頃に掲げられたと言うこと、
また、農水省の中に「新食品班」が設置されたのが、1989年と言うこと。
つまり、そういう概念が提起されてから、20-30年かけて
市場化されていくと言うこと、
その辺の速度と言うのも興味深いと思います。