この読書ノートでは、表記の本を読みながら、「食品の成分とその効果の関係」について、
考察しています。
食品新素材、糖アルコール類、オリゴ糖類、食物繊維・多糖類に続き、
その他の食品新素材についての解説がなされています。
p4.タンパク質・ペプチド。これらはアミノ酸のつながったものであり、血中のコレステロールや脂質の調節や改善といった効能を有すると言う特徴を持っている。
p4.次にポリフェノールがあげられる。これらは、緑茶、ウーロン茶、果実、野菜などに含まれている植物の色素や渋みなどを出す成分の総称であり…
えー、タンパク質は、お肉やおサカナに含まれていますが、
ここで言う「タンパク質・ペプチド」は、それらとは違うものなのでしょうか?
p3の表1には、タンパク質・ペプチド類として、
「ガゼインカルシウムペプチド(CCP)、カゼインフォスホペプチド(CPP)、血圧低下作用ペプチド、大豆グロブリン、ビール酵母、プラズマペプチド、ヘム鉄、ラクティックイースト」
などが上げられています。
どうやら、フツーにお肉やおサカナを食べるのとはちょっと違うお話になっているようです。
ポリフェノールの方ですが、ここで分かるのは、これはひとつの物質のことを言っているのではなく、「総称」、つまり、ある物質群について言っていると言うことですね。
では、ポリフェノールには、どんなものがあり、それぞれの物質の効能はどんなものなのか?
その辺もまた今後の勉強課題になってきたようです。