そういうわけで、グーグルアプリケーションを
使えば、
気象データみたいなものを
集計したり、分析したりすることもできますし、
分析に役立つグラフも作ってくれます。
集計結果やらグラフやらを他の人と共有して
一緒に分析を進めることも出来ます。
では、スクリプトは何のために必要なのか?
と言うと、
それは、アプリケーション、
例えば、表計算ソフトみたいなものに
自動的にお仕事をしてもらうためだから
です。
つまり、例えば、ニンジンならニンジンの種まいてから
積算気温が何度の時に収穫が出来るようになるか?
2月まきの場合と、5月まきの場合と、7月まきの場合で
どう違うか?
みたいなことを分析したいとします。
で、種まきからの日数と積算気温のグラフを
いろんなケースについて、毎回作って比較するとして、
グラフを作るためには、
メニューから「挿入」を選ぶ
→「グラフ」を選ぶ
→「線グラフ」を選ぶ
→データ範囲を選ぶ
・
・
・
と言う風に、自分で一つ一つ、
メニューや条件を選んでいく必要があるわけです。
でまあ、毎回、似たような作業(この場合、「線グラフを作る」事)が
必要なのであれば、
「線グラフ作れ」って命令したら、
コンピュータが自動的にグラフを作ってくれるようになれば、
メニューを選んだり、条件を指定したりする手間が省け、
分析に集中できるようになるわけです。
で、こういう風に、グラフを作るとか、何だとか、
自分がさせたいと思うお仕事を
表計算アプリなら表計算アプリにさせるための
「呪文」が
スクリプトなわけです。