菜園起業は、食べ物を育てる行為をお金に結びつけることで
あり、
半農半Xの「半農」の部分でもお金を稼ぐことです。
ですから、栽培技術と運営（経営）技術の両方が必要ですが、
運営技術は、
更に、一般的事業能力と菜園の運営能力の2つに分けられます。
一般的事業能力は、通常の事業を行う力のことで、
「会計」のような基礎知識と、
事業を運営していくための力、
例えば、「問題解決能力」のようなことが含まれます。
どちらも、覚えるのはそう難しいことではありません。
例えば、「週末半農生活の事業化」のレベルでなら、
会計の処理は、パソコンに、収入と支出を入力するとか、
領収証を保存しておくといった事でも済んでしまいます。
もう少し本格的な事業を目指す場合なら、
経理の基礎知識のようなことも学ぶ必要がありますが、
事業をしている人なら、誰でも学んでいることで、
一度、覚えて、慣れてしまえば、あまり難しいことはありません。
習得は、菜園起業大学でサポートも出来ます。
問題解決能力は、発生したトラブルに対処する等、
問題を乗り越えて、事業の運営を継続していく力です。
この能力もトレーニング可能です。
事業を続けていく上では、様々な問題が生じますが、
どんな場合でも、問題解決には、いくつかの選択肢があります。
個々の選択肢がイメージできれば、
後は、目的に合わせて、選択すると言う判断をすれば
よいので、
「選択肢のイメージ」…
分かりやすく言えば、
「こうすればどうにかなるんじゃないかと言うことを
思いつくこと」
これが出来るようになれば良いだけです。
菜園起業のような小規模な個人事業の場合、
通常、起こりうるトラブルと言うのは、
パターンが限られています。
ですから、こういう事が起きた場合は、こうすれば良いと言う
事をある程度決めていけば、
かなりの問題は解決出来ます。
これも、抱えている問題が解決出来ないと言う場合には、
菜園起業大学でもサポート出来ます。
菜園運営能力は、文字通り、「菜園を菜園として運営していく」力です。
これについては、また、次回取り上げます。
