2014年11月21日金曜日

リスクが少ない菜園起業 【オンライン・菜園起業入門セミナー】

「自己雇用」として、半農生活でお金を稼ぐ事を考える場合、
菜園起業、

つまり、小規模な野菜販売や体験農園等を事業化していくことを
オススメしているのは、

リスクが少ないので、失敗する要素があまりないからです。




上の図は、あるハウス農家の事例です。

5,000平米のビニールハウスを1,400万円で建設し、
育てた野菜を売って、年間2,901万円ほどの売上をあげ、
そのうち、1,060万円が所得となっています。

この例の場合、減価償却費(設備投資費を毎年落としていく方式)
が全体の1割を占め、3割ぐらいが、手数料や選果経費となっています。

直接、栽培に使った肥料や資材などの消耗品の費用である
生産費は2割ほどですが、
この中には、ビニールハウスの暖房に使う燃料代等の光熱費も含まれると
思われます。

こうした設備投資をせずに、
自分で育てた野菜を直売していくと考えると、

手数料等はほとんどかかりません。
生産費は1割程度で済むでしょう。

小規模な野菜の生産販売の場合、
泥まみれになって働いても、
売上300万円を達成するのもなかなか大変かもしれませんが、
あまり経費がかからないので、売上のほとんどを所得にすることができます。

上の図の例でも、家族3人で働いて、1,.000万円ちょっとの所得なので、
一人あたり所得は、300万円程度です。

ですから、週の半分程度、農作業して100万円ぐらいを稼ぎ、
後はアルバイトやパートで年収300万円程度を達成するとか、

自分はフルに農作業して、300万円程度を稼ぎ、
後は家族に働いてもらって、世帯収入400-500万円程度を目指すと言うのは、

かなり現実的な目標だと言えます。

自分で事業を始めた人が失敗する最大の要因は、
固定費と言って、売上が上がっても上がらなくても
かかる経費がかさむことです。

どんな事業でも、始めたばかりの時は、なかなか思うように
売上があがりにくいものです。

頑張って、継続しているうちに、だんだん、コツを覚えて
上向きになってくることが多いのですが、

固定費がかさむと
そうなる前に息切れをしてしまいます。

ビジネス経験がほとんどなくても、
半農生活からゆるやかに移行する事が可能な
菜園起業は、「農業初心者」が起業する上で

かなり現実的な道なのです。





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