2014年11月20日木曜日

農家でも「半農生活」的な人はかなり多い 【オンライン・菜園起業入門セミナー】

実は、農家でも半農生活者的な人はかなり多いと言えます。

2005年農林業センサスによると、

全国の農家数は、2,848万ですが、
そのうち、年間売上が10万円未満の
自給的農家が31.1%を占めています。

2005年農林業センサス結果よりグラフ化

10万円以上売上があるけれども、

65歳未満で、年間の農作業日数が60日以上ある農業従事者が
いない「副業的農家」は、

38.3%

65歳未満で、年60日以上農作業に従事している人がいるけれども、
農外収入が農業収入より少ない「準主業農家」が、15.6%。

農業収入の方が、農外収入より多い「主業農家」は、たった15.1%しかいません。

農作業日数年60日未満と言うことは、
週末しか農作業をしていないと言うことになります。

また、フリーマーケットやバザーで野菜を売れば、
だいたい1万円程度の売上になるとすれば、

農家の7割は、都会人の週末農業×月イチ・フリマと同レベルだと言うことが
わかります。

準主業農家が、
週に2、3日農作業して、後はアルバイト等で稼ぎ、
半農半X的に生活している層と同レベルだと
考えると、

実に85%の農家は、「半農生活」的な存在だと言えるでしょう。

逆に言えば、高齢化した農家に代わって、
都会人が半農生活の形で、
農の世界に進出して、

田園景観を守る担い手になっていく可能性は
十分にあるわけです。

最新記事

イベント情報

メールマガジン無料購読申込

メールマガジン【菜園起業&半農生活】の無料購読ご希望の方は、下記よりお申込み下さい。

メルマガ申込>>