2012年7月29日日曜日

耕作放棄地をなくすための栽培実験

暑いですねぇ…

って、実は大暑中日です。

後1週間で、立秋。

秋きぬと目にはさやかに見えねども、
風の音にぞ驚かれぬる…

って、菜園はもう秋野菜の準備を考えなくては、
いけない時期です。

でまあ、6月に菜園に直播きした
ブロッコリー。

無事に育っています。

けっこう、虫に食べられていますが、
こんなことをしたのは初めてなので、
いろんなことを感じたのですが、

梅雨時とか、
この猛暑とか、
そういう時でも、
初期、つまり、
フタバから本葉が出始めの頃、
害虫に食いつくされなければ、

何とか育っていくということ、

それから、昨日、初めて青虫さんを
みました。

全部テデトールを使って、
防除、

えー、テデトールというのは、
完全無料で、
どの害虫にも対応できる
農薬でして、

使い方は、お手手を使って、
虫さんをつまみ、葉っぱから
引き離して
つぶすと言うものでして、

え、農薬?って薬品じゃないの?

えー、お手手が動くときは、
細胞の中で、
グリコーゲンが代謝されて、
アデノシン三リン酸が二リン酸に変わると言う
反応が起きておりまして…

そう言えば、その昔、ソーシャルビジネスを
始めた時、
友だちから、その元気の源は何なんだと聞かれて、
アデノシン三リン酸と答えて、

殴られました。

あ、アデノシン三リン酸というのは、
人間にかぎらず、生物が生命活動を行う時に、
使うエネルギーの元でして、

光合成にしろ、食事にしろ、
最終的には、細胞レベルでアデノシン三リン酸が
出来て、細胞さんはこれを使って、

生命活動するわけで、

と言うわけで、お手手の細胞のアデノシン三リン酸を
使って、虫をつまむ
完全無料農薬「テデトール」

すごい効き目です。

でまあ、何で直播きなのかなのですが、
そもそも、農家の人は、なんで苗を植えるか
ご存知でしょうか?

一番多い理由は、昔からそうしているから…


強いていうなら、直播きだと、苗を育てている間、
畑が占領されてしまう、

だから、土地利用効率が悪い、

で、だんだん、苗育てるのが面倒くさい、
そこで苗を買ってくる…

これビジネス的に考えると、変な理屈?

まず、これから日本は人口が減る、
土地が余る、

耕作放棄地も増える…

そうしたら、苗を狭い場所で育てて、
植え替えるってやり方で
土地生産性をあげるって
考え方に合理性がなくなる…

それに植え替える手間も面倒、

後、苗を買ってくるって、
それじゃ、お金がかかる、

リスクやコストを減らして、
収益をあげるのが
ビジネスなら、

最初から、その場所に種まいておいた
方が手間かからないんじゃん…

って、土砂降り梅雨に猛暑、酷暑、
冬ブロッコリーの植え付け期って
相当な気候変動…

まあ、とにかく、何事も経験です。

キャベツ、ブロッコリー、セロリ、芽キャベツ…

かなりの種が梅雨末の台風で流されたりしましたし、
猛暑で土が乾きすぎて、発芽せずって種も多数。

しかし、結果を仔細に解析していくと、
だんだん、方向性が見えてきたような…

でそうした中で奇跡的に種がながされず、
ちゃんと育ってくれたブロッコリー。

これに青虫を発見したのが、
種まきより約40日後の昨日。

と言うことは、それまでの虫さんに食べられていたのは、
青虫さんのせいではなかった?

他の虫さん?

ほらね。
やってみると、そして、細かく観察していくと、
いろんなことが見えてくるのです。

たぶん、耕作放棄地をなくし、
ニッポンのソフト・パワー、田園景観を守ることは
こうした一歩一歩の上に築かれていくのだと思います。

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