この間、菜園起業するには、
「農業簿記」を覚えるべきですか?
と言うご質問を受けました。
その件についてのお返事は、
「覚えなくてもいいけど、
複式簿記の基礎は覚えた方がいい」
でした。
普通、会社などで、経費の清算をする時に
使うのは、上のような出金伝票ですね。
複式簿記を記帳していく時には、
下のような振替伝票を使うか、
パソコンの中に複式簿記のフォームを作って
入力していくかします。
農業簿記と言うのは、
この複式簿記を農家経営のために
カスタマイズしたものです。
かなりの大規模経営にまで適用できるものです。
でまあ、菜園起業の場合、
割りと小規模な形で行うことが多いので、
農業簿記を覚えて悪いと言うことはありませんが、
そこまでする必要はないだろうなと思います。
そういうエネルギーがあるなら、
もっと他のことに使った方がいいかもしれません。
ただ、複式簿記の初歩・・・
と言うのは、
上のような振替伝票が意味することを知って、
記入が出来るようになる程度のことですが、
知っておいた方がいいと思います。
お金の流れ、いくら儲かって、いくら損したのか、
そういうような事を把握していくのに役立つからです。
菜園起業入門セミナーの「番外編」で
複式簿記の初歩講座もやる予定です。
お楽しみに!